コンパクトキーボード

 最近、図書館をよく利用しています。休みの日、家で何か作業をしていても、3DSやらインターネットやらが誘惑してくるので、それを振りきって冬道を20分歩いて市の中央図書館に行きます。
 図書館で利用するのは、7インチのタブレットと、無線のキーボード。集中して文章を打ち込むために行きます。


 図書館利用の目的は、もちろん書籍やCDの貸出もありますが、例えばたった今キーボードを叩きながら書いているこの文章の作成などが主です。
 目指すのはPC利用机。北海道の片田舎にある図書館だからなのか、そこそこ規模が大きい割に、電源を使えるPC利用机が2卓しかありません。しかも電源は市販の延長タップをそのその2卓で共有……。
 とにかく、まずは席取り。埋まっていたら、二階のフリースペースでノートに手書きでネタ出しなんかしたりします。
 一応ノートパソコンもあるのですが、今ハマッているのはBluetoothの無線キーボードと、7インチタブレット「Nexus7(2012)」のコンビ。
 基本的に、メモアプリ「EVERNOTE」に文章を打ち込むだけなのでこれで十分かと思っていました。
 が。タブレットが古いせいでよくフリーズするわ、手持ちの無線キーボードがちょっと大きめのため、カバンから取り出すときにひっかかかってF7キーが取れたりするわ……。
 EVERNOTEを二画面表示して、片方を参照しながら使うことも出来ず、仮にスマホを使って擬似的なデュアルディスプレイにしても、しかしすぐにスリープしてしまうため使いにくいことこの上ない。
 やはり多少重くともノートPCを持ち込むべきと、心に決めました。
 しかしあれを持って雪道20分歩くのはなぁ……。まぁこれくらいしか運動の機会がないし、駐車場は満車になっている可能性が高いので、歩きで行くのはやめませんが。
 さて、上記の例でも解るかもしれませんが、自分はパソコンやIT機器用の小物的な物が大好きです。無駄に無線キーボードと古いタブレットを組み合わせて使いたがったりします。
 特にキーボードに関しては一家言あるつもりです。それも「こういうのが良い!」というより、「こういうのがダメ!」という面で、非常に詳しくなりました。
 8年ほど前、自分はコンパクトキーボードを何枚も買って失敗しました。
 当時の自分のメインPC机は、引き出し型のキーボードトレイがあるタイプだったのですが、フルサイズのキーボードでは、狭すぎてマウス用のスペースが取れなかったのです。
 そのため、2000円から4000円程度のコンパクトキーボードを買っては「コレは違う」「このキー配置はダメ」と次々変えた挙句、最初から欲しいと思っていたけれど20,000円程もするため購入候補から外していた、リアルフォース89というテンキーレスキーボードに行き着きました。
 まさに安物買いの銭失い。自分の買い物の一番悪いパターンです。
 このリアルフォースは今でも実家のメインPCで使用しており、それ以来、コンパクトキーボードを買いたいという欲は消えました。
 コンパクトキーボードの無駄買いで得たのは、「このキー配置はダメ」という知識でした。
 エンターキーの右隣に隙間無しでキーが配置されているものは論外。
 バックスペースは「エンターの上」以外認めない。
 Deleteキーの位置はコンパクトキーボードでは妥協せざるを得ない。
 矢印キーは位置的に独立していて欲しい。
 キーピッチは19mm一択。
 変態配列に慣れると、会社のPCやリアルフォースが触りにくくなるので嫌。
 キーの重さや深さには目をつぶれ。
 結局のところ、フルサイズのキーボードからテンキーのみを除いたタイプの物が最高だと思うのですが、しかしこれが今も昔も、高級キーボード以外では少ないんですよねぇ……。なぜなんでしょう。
 最近、図書館に持ち込むために幅30cm以内の薄型Bluetoothキーボードが欲しくなりました。物欲が再燃です。最近のキーボードは、自分が無駄金を捨てていた頃に比べると優れたキー配置のものも多く、多少変態配列であっても許容できる商品を幾つか見つけました。
 その中でももっとも気を惹かれたのが、ロジクールのIlluminated K810というキーボード。
 キーピッチが19mmで、エンターキーは一番右端。BackSpaceはエンターの上で、DeleteがBackSpaceの上なのは仕方がないけど許容範囲。矢印キーは独立していて、Fnキーは好みではないけどコンパクトキーボードである以上は仕方がない。
 使いやすそうで持ち運びにも便利。図書館持ち込み用に欲しい、と、久しぶりにキーボードに対して食指が動きましたが……が。
 お値段がアマゾンでも10,000円強。
 図書館には、むしろノートPCを持ち込むべきと決めたばかり。
 ここは、無駄遣いはしない。
 8年の時を経て、キーボード無駄買いの教訓が活きました。
 ……でも、やっぱりちょっと欲しいなぁ……

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