糠床の水抜きと、高野豆腐と切り干し大根の煮物


 3月に購入した糠床。
 前の記事でも少し紹介しましたが、これがなかなか面白く、常に何かしら漬けている状態になっています。

 そんな糠床を使っていて困ることの一つが、水分。
 野菜の水分が出て溜まってしまい、悪くするとぬか床を腐らせてしまうのです。

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 何かいい水の抜き方はないものか……。

 調べてみると、水抜きのための道具や、足し糠をして水分含量の割合を減らす、乾燥シイタケを入れて水を吸わせるなどの方法が……。

 とりあえず個々までは足し糠でやってきましたが、根本的な解決にならないと思い、他の方法を試してみることにしました。

 水抜きのための徳利状の道具は、塩ビパイプなどで自作できそう……とは思ったものの、それはそれで面倒だし、そもそもこれは洪水を起こしているような糠床に使用するためのものらしい。

 乾燥シイタケ(どんこ)に関しては、どんこの旨味が糠に移るなどかなり良い面も多いのですが……いかんせん、自分はシイタケが苦手。しかし、このスポンジ状の何かに水を吸わせるというアイディアを頂くことにしました。

 最初は、それこそ未使用のスポンジを入れて水を吸わせようかと思いましたが、何気なく冷蔵庫を開けた時に目に入ったものがありました。

 そう。
 一年以上前に買って、一つか二つ使っただけでずっと放置していた四角い茶色の……。

「高野豆腐」

 今まで、ほとんど使ったことのない食材ですが、モノとしてはまさに乾燥したスポンジ。そもそも水を吸わせて戻すもの。
 これだと思い、早速、糠床にイン。

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 しばらく放置してみると、十分に水を吸い、糠の中の水たまりが無くなりました。

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 水のあるポイント毎に設置できるし、スポンジを入れるような違和感も感じられません。しかも栄養も豊富で、そのうえ安い。一石で二鳥も三鳥も落とす良策と、今後、糠床の水抜きは高野豆腐を使うことに決めました。

 さて。
 そうなると、あとは高野豆腐をどう料理するか、だけ。

 最初は味噌汁に入れてみましたが、食べられない程ではないけれど糠の風味が味噌汁とは微妙にあっておらず、別の方法をレシピを調べてみました。

 自分の中で、高野豆腐と言えばやはり煮物か汁物。

 とりあえず、今回は煮物で行ってみようと思います。
 



 高野豆腐だけを煮物にしても美味しくないと思うので、とりあえず切り干し大根と一緒に水で戻します(高野豆腐は既に水を吸っているけど)。

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 切り干し大根の量は適当で、水は400ml使用。

 そしてニンジンを千切りに。

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 ごま油を鉄スキレットで熱して、ニンジンと戻した切り干し大根を炒め、油が全体に渡ったら戻し汁全部と、と酒、みりんを各大さじ一杯入れて一煮立ち。

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 煮立った所で高野豆腐を入れ、砂糖、醤油を各大さじ一杯。更に酢を小さじ一杯。

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 後はアルミ箔で落し蓋をして、水分が飛ぶまで弱火で煮込みます。

 出来上がったのがこちら。

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 やや甘酸っぱく煮上がりました。……なんというか、お祖母ちゃんが作ってくれそうな感じ。

 煮込みに時間はかかるけど、さほど手間がかかるわけではなく、作り置きもできるし、一品増やしたいときや、お弁当の具として予め用意しておくなど色々と便利そう。

 今までほとんど使ったことのない食材「高野豆腐」でしたが、思わぬところから新しいレシピが増えました。
 先に書いたように、糠床の水抜き剤として使う以上これから食べる機会はかなり増えるはず。他の調理法も含め、高野豆腐の使い方はもう少し研究していこうかと思います。

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