「キキさんのアルバイト」 再編集版 序章

セルバンテス版

小説家になろう版

さて、先日、拙作「キキさんのアルバイト」を再編集して「セルバンテス」「小説家になろう」に投稿すると宣言しましたが。
同様にブログにもアップしていこうと思います。

内容は投稿サイトのものと同一ですので、好みのサイトで読んで頂ければと思います。

また、この小説を投稿している間に、同じ世界観で別のキャラクタを使用した小説や、あるいは全く別の作品を準備していこうと思います。

とにもかくにも。
今回は、新しく書いた「序章」
とは言え、ストーリーに関わるものではなく、作品全体の紹介になります。



◇ キキさんのアルバイト 序章 ◇ 

 クールビューティなキキさんは、かつては敬愛するリーダーや仲間たちと共に幾多の冒険をこなし竜をも倒した冒険者。

 しかし、冒険を何よりも愛するリーダーが一人で別世界への旅に出て、パーティは解散。仲間たちもそれぞれ旅立っていきます。

 ただ一人キキさんだけが、拠点だった館に残り、リーダーや仲間たちの帰りを待っていました。

 しかし、長い年月が経って。

 冒険者時代に稼いだ資産が目減りしてきます。まあそれも無理のない話。館の維持をするだけとはいえ、洗剤一つとっても無料では手に入らないのですから。

 とは言え、これは手をこまねいてはいられない。いつかリーダーが帰ってきた時に、資金不足で館の管理もままならないなんて事になっていたら……!

 仕方ない……と、キキさんはアルバイトをして管理費を稼ぐことにします。

 そんな理由で、近くの街のバーでマスターに口利きを依頼。

 するとマスターはもってこいのバイト先を紹介してくれました。

 それはある砦跡地のメイドの仕事。

 その職場は、かつて人間と対立して滅ぼされた魔王が最後に立て籠もった砦。今はその魔王の娘が人間に危害を加えないよう、力を封じられて幽閉されています。

 マスターの話によると、この魔王の娘が掃除は下手、飯炊きもダメ、しかし彼女にしか出来ない仕事があり、それに注力したいので、砦を管理している国教会に家政婦を雇ってほしいと泣きついたとのこと。

 願ってもない仕事の話にキキさんは飛びつきます。

 そして働き始めた砦跡。

 そこにいたのは、気弱な魔王の娘の他に、何にでも乗り移る事ができる不思議な魔導生物の姿。

 最初はただのバイト先と思っていたキキさんも、やがて母娘のように暮らしている二人に好意を抱くようになります。

 魔王の娘に助言をあたえ、魔導生物には魔術を教え初めたり。

 そんな魔王砦には、しばしばかつての魔王の護衛官が訪れ、また魔王の娘を祀り鎮めるために神官が定期的に派遣され、なかなかに騒がしい日々が続きます。

 そんな日常の中。時にキキさんと魔王の娘がケンカをし。仲直りをし。一緒に酒を飲んだり、運動を楽しんだり。交流や友情を深めて行きます。

 そして。

 最後に待っているのは衝撃的ながらも温かい終末。

「キキさんのアルバイト」は、そんなファンタジー作品になります。

 一話が四章構成で、全五話。だいたい13万文字を予定する長編ストーリー。

 毎週金曜夜に一章ごとアップできるよう頑張っていきたいと思います。

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