キキさんのアルバイト その後の話その3 お見合い編03 「お見合い(進行中)」構成

ご無沙汰しております。

新しい仕事も始まりましたが、まだまだ慣れず、精神的な余裕が無い……という言い訳をしつつブログの更新をサボっています。

「キキさんのアルバイト その後の話の2」の構成をアップします。

盗み聞きは本来クークラの得意技ですが、他の身体に乗り移ることを自ら禁じている現在ではそれが難しく。
しかし、キキさんとモコが阿吽の呼吸でお見合い現場の中を覗うという……。

モコの使う特殊能力はロマサガ1で言うところの「幻術」「光術」で、光を操り虚像を投影したり、光学迷彩的に姿を消したりすることが出来ます。



03.お見合い(進行中)
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控室でもある円卓の間に戻るハクとクークラ。
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緊張から開放されてホッとするハクと、中の様子が気になって仕方がないクークラ。
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クークラが、ディエヴァチカには悪いけど、この身体でなければ別の何かに乗り移って盗み聞きしにいったのにと言う。
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ポカリとクークラの頭を叩くハク。
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いつまでも、いたずらな子供のままで居てはいけません。大人としての節度を身につけるようにしなさいとハクが言う。
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クークラは少しブーたれるが、はいと頷く。
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そして周りを見回す。
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あれ? キキさんとモコ先生は?
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ハクとクークラが顔を見合わせる。まさかね?
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二人は、お見合いが進行中の客間のドアのすぐ外に居た。
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姿は見えない。モコが光を操って光学的には完全に姿を消している。
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気配も殆ど感じない。二人とも、もともとが高レベルの冒険者であり、隠密行動の心得がある。
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ドアの向こう側から、わずかにルサとゲーエルーが談笑している声が聞こえる。
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ゲーエルーが笑う。いや、お見合いをする、とだけ説明されていて、そのお見合いがなんなのかよく分かっていなかった。クークラはハクもギリギリまで説明してくれなかったのは、あるいはオレが断ると思ったのかも知れない。
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ルサが苦笑する。後輩たちが暴走してしまっていて申し訳ありません。
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さっきの紹介文も、あれは自分が書いたものが元にはなっているものの、かなり盛られています。話半分で考えてもらえれば。
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分かった。いや、それでも実はあなたには興味があった。
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天真爛漫な感じで言うゲーエルーの言葉に、ルサが少し赤面する。
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(ドアの外で、キキさんとモコがオっ? という表情を見せる、これはまさかの逆告白?)

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